家庭菜園をやっています。連作障害にキトサンがいいと聞いたのですが?菜園の連作障害に効果のあるキトサン

■連作障害にキトサン
連作障害は、毎年同じ種類や似た種類(同じ科)の野菜を同じ土壌で繰り返し栽培することで、土壌の養分に偏りが出たり、病原菌や有害線虫が増えたりして、野菜の生育が悪くなってしまうことをいいます。これを予防・改善するには、土壌のバランスを整えてあげることが不可欠なのですが、キトサンにはそういった効果があるのです。

■キトサンが連作障害に効く理由
キトサンを土壌に散布することで、悪玉菌を抑制しながら養分や微生物のバランスを改善し、連作障害による病害をおさえます。土壌が改良されれば、毛細根もどんどん発生し、根張りがよくなって元気な野菜に育っていきます。さらに、キトサンには農薬のような害はなく、収穫物の安全のためにもいいのですね。

■キトサンの土壌への使い方
約1~2%のキトサン溶液を用意します。粉末状のキトサンと水から作ってもいいですが、市販の園芸用のものを使うほうが手軽でしょう。市販のものは、1!で2,000円前後のものが多いようです。土壌に散布する場合には、100~150倍に薄め、定植前の10~20日くらいに土壌に撒きます。

さらに浸透を促したいときは、多めの水を合わせて撒きましょう。

■葉面の病害予防にも
キトサン溶液を葉面に散布すると、葉についている微生物をコントロールし、病害を予防できます。
葉面には300~500倍希釈したキトサン溶液を散布しましょう。新芽が出るころにまず撒き、病害が出やすい4~8月中は1週間に1回くらい散布します。

■こんなところに注意
いくらキトサンが無害で悪玉菌をおさえるからといって、散布しすぎるのは逆効果です。収穫物がスクスクと育っていくには、土壌のバランスが大事なのです。キトサン溶液が多すぎては、植物の生育に適したバランスが保てなくなります。また、あまりにも連作障害が進んだ土壌では、キトサンの作用だけではなかなか改善しないことがありますので、合わせて有効善玉菌を配合した肥料や海藻資材を散布することもおすすめします。